Yumi Arai 1972-1976

松任谷由実( Matsutoya Yumi ) Yumi Arai 1972-1976歌詞
1.ひこうき雲

作詞:荒井由実
作曲:荒井由実

白い坂道が 空まで続いていた
ゆらゆらかげろうが あの子を包む
誰も気づかず ただひとり
あの子は 昇っていく
何もおそれない そして舞い上がる

空に 憧れて 空を かけてゆく
あの子の命は ひこうき雲

高いあの窓で あの子は死ぬ前も
空を見ていたの 今はわからない
ほかの人には わからない
あまりにも 若すぎたと
ただ思うだけ けれどしあわせ

空に 憧れて 空を かけてゆく
あの子の命は ひこうき雲

空に 憧れて 空を かけてゆく
あの子の命は ひこうき雲


2.曇り空

作詞:荒井由実
作曲:荒井由実

二階の窓を開け放したら
霧が部屋まで流れてきそう
やさしい雨が降ってくるのを
ずっとぼんやり待っていたのよ

きのうは曇り空 きっとそのせいかしら
きのうは曇り空 外に出たくなかったの

きまぐれだっておこらないでね
本気で好きになりそうだから
約束だけは気にしてたけど
急にやぶってみたくなったの

きのうは曇り空 きっとそのせいかしら
きのうは曇り空 外に出たくなかったの
きのうは曇り空 きっとそのせいかしら
きのうは曇り空 外に出たくなかったの


3.恋のスーパーパラシューター

作詞:荒井由実
作曲:荒井由実

赤いレザーのジャンプスーツは
わたしの燃えるハートのしるし
霧の晴れまにあなたが見えたら
ベルトをつけて準備完了

※たったひとつの恋の真上に
落ちてゆけたら死んでもいいわ
恋のスーパーパラシューター
Oh yah!※

包みきれない あなたの心は
きまぐれ色の海それとも空
熱い想いを風にまかせて
とびおりるからきっとうけとめて

(※くり返し×2)


4.空と海の輝きに向けて

作詞:荒井由実
作曲:荒井由実

月のまなざしが まだ残る空に
やさしい潮風が門出を告げる
この人生の青い海原に
おまえは ただひとり帆をあげる

遠い波の彼方に金色の光がある
永遠の輝きに生命のかじをとろう

果てない旅路にやすらぎを求めて
いつしか かの胸にいかりをおろす
呼び合う世界で空と海が出会う
おまえは歌になり流れていく

遠い波の彼方に金色の光がある
永遠の輝きに生命のかじをとろう

遠い波の彼方に金色の光がある
永遠の輝きに生命のかじをとろう


5.きっと言える

作詞:荒井由実
作曲:荒井由実

南に向かう船のデッキで
波を見つめて
もしも夕陽がきれいだったら
話しかけるわ

あなたが好き きっと言える
どんな場所で出会ったとしても

風がささやく小麦畑で
道をたずねて
雲の下まで肩を並べて
歩いていくの

あなたが好き きっと言える
どんな場所で出会ったとしても

ありきたりな街角でもいい
すれちがっても
きっとわたしはふり返えるはず
恋はすぐそこ

あなたが好き きっと言える
どんな場所で出会ったとしても

あなたが好き きっと言える
どんな場所で出会ったとしても


6.ベルベット・イースター

作詞:荒井由実
作曲:荒井由実

光るしずく 窓にいっぱい
ベルベット・イースター
むかえに来て
まだ眠いけどドアをたたいて

空がとってもひくい
天使が降りて来そうなほど
いちばん好きな季節
いつもとちがう日曜日なの

ベルベット・イースター
きのう買った
白い帽子 花でかざり
ベルベット・イースター
昔ママが好きだった
ブーツはいていこう

空がとってもひくい
天使が降りて来そうなほど
いちばん好きな季節
いつもとちがう日曜日なの

ラー、ララララ………


7.紙ヒコーキ

作詞:荒井由実
作曲:荒井由実

あてはないけど 紙ヒコーキに
愛のことばを走り書きして
くすんだレンガの街をみおろす
窓のかたちに広がる空へ
とりとめのない気ままなものに
どうしてこんなにひかれるのだろう

とりとめのない気ままなものに
どうしてこんなにひかれるのだろう
屋根にのぼると 空は近いよ
あたまをひくく雲が流れる
風のきらめき はねにたたんで
紙ヒコーキは 空のかなたへ

空のかなたへ
空のかなたへ


8.雨の街を

作詞:荒井由実
作曲:荒井由実

夜明けの雨はミルク色 静かな街に
ささやきながら 降りて来る 妖精たちよ

誰かやさしくわたしの肩を抱いてくれたら
どこまでも遠いところへ 歩いてゆけそう

庭に咲いてるコスモスに 口づけをして
垣根の木戸の鍵をあけ 表に出たら

あなたの家まですぐにおはようを言いにゆこう
どこまでも遠いところへ 歩いてゆけそう

夜明けの空はブドウ色 街のあかりを
ひとつひとつ消していく 魔法つかいよ

いつか眠い目をさまし こんな朝が来てたら
どこまでも遠いところへ歩いてゆけそうよ

誰かやさしくわたしの肩を抱いてくれたら
どこまでも遠いところへ 歩いてゆけそう

誰かやさしくわたしの肩を抱いてくれたら
どこまでも遠いところへ 歩いてゆけそう


9.返事はいらない

作詞:荒井由実
作曲:荒井由実

この手紙が届くころには
ここにいないかもしれない
ひとところにじっとしてると
よけいなことも心配で 会いたくなるから

昔にかりた本の中の
いちばん気に入った言葉を
おわりのところに書いておいた
あなたも好きになるように

遠く離れたこの街で
あなたのことは知りたいけど
思い出すと涙が出るから
返事はいらない

この手紙が届くころには
ここにいないかもしれない
ひとりぼっちじっとしてると
きのうのことがよく見える

遠く離れたこの街で
あなたのことは知りたいけど
思い出すと涙が出るから
返事はいらない
返事はいらない


10.そのまま

作詞:荒井由実
作曲:荒井由実

ひとりベットにすわって
ぼんやりとどこかを見つめている
自分でもわからない
素晴らしいそして悲しい毎日が
いろんな人に出会って
いろんなところへ旅をした
けれどいつも知らぬまに
あなたのことを思い出していた

あなたの好きなものは
ひとつ残らず言えるわ
あなたの好きなものは
ひとつ残らず言えるわ

鏡の前のすみれが
きのうようやくひらきはじめた
ずっとそのまま咲いていて
あなたの心が変わらないように
そのまま


11.ひこうき雲

作詞:荒井由実
作曲:荒井由実

白い坂道が 空まで続いていた
ゆらゆらかげろうが あの子を包む
誰も気づかず ただひとり
あの子は 昇っていく
何もおそれない そして舞い上がる

空に 憧れて 空を かけてゆく
あの子の命は ひこうき雲

高いあの窓で あの子は死ぬ前も
空を見ていたの 今はわからない
ほかの人には わからない
あまりにも 若すぎたと
ただ思うだけ けれどしあわせ

空に 憧れて 空を かけてゆく
あの子の命は ひこうき雲

空に 憧れて 空を かけてゆく
あの子の命は ひこうき雲


12.生まれた街で

作詞:松任谷由実
作曲:松任谷由実

いつものあいさつなら どうぞしないで
言葉にしたくないよ 今朝の天気は

街角に立ち止まり 風を見送った時
季節がわかったよ

生まれた街の匂い やっと気づいた
もう遠いところへと ひかれはしない

小さなバイクを止め 風を見送った時
季節がわかったよ

街角に立ち止まり 風を見送った時
季節がわかったよ

街角に立ち止まり 風を見送った時
季節がわかったよ


13.瞳を閉じて

作詞:荒井由実
作曲:荒井由実

風がやんだら 沖まで船を出そう
手紙を入れた ガラスびんをもって

遠いところへ行った友達に
潮騒の音がもう一度 届くように
今 海に流そう

霧が晴れたら 小高い丘に立とう
名もない島が 見えるかもしれない

小さな子供にたずねられたら
海の碧さをもう一度伝えるために
今 瞳を閉じて
今 瞳を閉じて


14.やさしさに包まれたなら

作詞:荒井由実
作曲:荒井由実

小さい頃は神さまがいて
不思議に夢をかなえてくれた
やさしい気持で目覚めた朝は
おとなになっても 奇蹟はおこるよ

カーテンを開いて 静かな木洩れ陽の
やさしさに包まれたなら きっと
目にうつる全てのことは メッセージ

小さい頃は神さまがいて
毎日愛を届けてくれた
心の奥にしまい忘れた
大切な箱 ひらくときは今

雨上がりの庭で くちなしの香りの
やさしさに包まれたなら きっと
目にうつる全てのことは メッセージ

カーテンを開いて 静かな木洩れ陽の
やさしさに包まれたなら きっと
目にうつる全てのことは メッセージ


15.海を見ていた午後

作詞:荒井由実
作曲:荒井由実

あなたを思い出す この店に来るたび
坂を上って きょうもひとり来てしまった
山手のドルフィンは 静かなレストラン
晴れた午後には 遠く三浦岬も見える
ソーダ水の中を 貨物船がとおる
小さなアワも恋のように消えていった

あのとき目の前で 思い切り泣けたら
今頃二人 ここで海を見ていたはず
窓にほほをよせて カモメを追いかける
そんなあなたが 今も見える テーブルごしに
紙ナプキンには インクがにじむから
忘れないでって やっと書いた遠いあの日


16.12月の雨

作詞:荒井由実
作曲:荒井由実

雨音に気づいて 遅く起きた朝は
まだベッドの中で 半分眠りたい
ストーブをつけたら くもったガラス窓
手のひらでこすると ぼんやり冬景色

今にもあなたが 白い息をはき
通りをわたって この部屋に来る気がして

時はいつの日にも 親切な友達
過ぎてゆくきのうを 物語にかえる

もうすぐ来るクリスマス
想い出の日には
また会おうと云った
もう会えないくせに

今でもうしろを ふとふり返れば
あなたが笑って たってるような気がして
時はいつの日にも 親切な友達
過ぎてゆくきのうを 物語にかえる

時はいつの日にも 親切な友達
時はいつの日にも 親切な友達


17.あなただけのもの

作詞:荒井由実
作曲:荒井由実

夢の中歩くように なぜかしらもどかしく
自分が思えてくる ひとりに今しないで
だから私のとなりにすわって
あなただけのもの

忘れてたものが急に 目の前で輝きだす
まぶしくて歩けない この手をつないでいて
そして そのままどこかへさらって
あなただけのもの

永遠という言葉を 今まで信じなかった
けれども祈るように あなたを見上げている
こんな私がなぜか不思議なの
あなただけのもの


18.魔法の鏡

作詞:荒井由実
作曲:荒井由実

魔法の鏡を持ってたら
あなたのくらし映してみたい
もしもブルーにしていたなら
偶然そうに電話をするわ

※できることならもう一度
私のことを思い出して
あれが最初で最後の本当の恋だから
あれが最初で最後の本当の恋だから※

きょうもおんなじ夜空の下
あなたもきっと眠る時間ね
手帳につけた誕生日も
そっと遠くでお祝いするわ

こんなときにはどうしても
あなたに会いに行きたいけど
あれが最初で最後の本当の恋だから
あれが最初で最後の本当の恋だから

(※くり返し)

あれが最初で最後の本当の恋だから
あれが最初で最後の本当の恋だから


19.たぶんあなたはむかえに来ない

作詞:荒井由実
作曲:荒井由実

線路のむこう 町が見えはじめたら
大つぶの雨 駅はもうすぐなのに
んーいじわる

心はもうホームにすべり込んでいる

たまにはひとり どこかへ行きたかった
たまには少し 心配させたかった
ただそれだけ

心はもうとっくにくやんでいるのに

※たぶんあなたはむかえに来ない
こんな激しい雨
たぶんあなたはむかえに来ない
フラれてしまった※

心はもうあなたへ飛んでいるのに

(※くり返し×2)


20.私のフランソワーズ

作詞:荒井由実
作曲:荒井由実

たそがれどき ひとりかけるレコード
4年前に はじめてきいた曲を
私のフランソワーズ
あなたの歌に 私は帰るのよ
さみしいときはいつも

あなたの顔 写真でしか知らない
私はただ 遠く憧れるだけ
私のフランソワーズ
あなたは歌う 去りゆく青春を
静かに見つめながら

街の上で 溶けてゆく夕映えを
窓にもたれ じっとながめていたい
私のフランソワーズ
あなたの歌に 私は帰るのよ
夕焼けの鳥のように

私のフランソワーズ
あなたの歌に 私は帰るのよ
さみしいときはいつも

私のフランソワーズ
あなたの歌に 私は帰るのよ
さみしいときはいつも


21.旅立つ秋

作詞:荒井由実
作曲:荒井由実

愛はいつも束の間
このまま眠ったら
二人 これから ずっと
はぐれてしまいそう

明日あなたのうでの中で
笑う私がいるでしょうか

秋は木立ちをぬけて
今夜遠く旅立つ

夜明け前に見る夢
本当になるという
どんな悲しい夢でも
信じはしないけれど

明日霜がおりていたなら
それは凍った月の涙

秋は木立ちをぬけて
今夜遠く旅立つ

今夜 遠く旅立つ


22.COBALT HOUR

作詞:荒井由実
作曲:荒井由実

夜の都会を さあ飛び越えて
1960年へ
バックミラーに吸い込まれてく
ちりばめられた 光の中へ

港へ続く高速道路
空を流れるミルキィウェイさ
海の匂いの冷い風が
白いベレG包みはじめる

夜明けの金星 消えゆく空はコバルト
真夏の棧橋 彼方に浮かぶ朝焼け

あなたは昔 SHONAN-BOY
わたしは昔 YOKOSUKA-GIRL
なつかしすぎる海が見えたら
二人の胸によみがえる恋

夜明けの金星 消えゆく空はコバルト
真夏の棧橋 彼方に浮かぶ朝焼け
彼方に浮かぶ朝焼け


23.卒業写真

作詞:荒井由実
作曲:荒井由実

悲しいことがあると 開く皮の表紙
卒業写真のあの人は やさしい目をしてる

町でみかけたとき 何も言えなかった
卒業写真の面影が そのままだったから

人ごみに流されて 変わってゆく私を
あなたはときどき 遠くでしかって

話しかけるように ゆれる柳の下を
通った道さえ今はもう 電車から見るだけ

あの頃の生き方を あなたは忘れないで
あなたは私の 青春そのもの

人ごみに流されて 変わってゆく私を
あなたはときどき 遠くでしかって
あなたは私の 青春そのもの


24.花紀行

作詞:荒井由実
作曲:荒井由実

見知らぬ町を ひとり歩いたら
風は空から 花びら散らす
過ぎゆく春の 投げる口づけは
髪に両手に はらはら停まる

この場所で嵐見送れば
時の流れに 埋ずもれてしまう

薄紅が なんて優しいの
拾い集める人もいないのに

見知らぬ町を ひとり歩いたら
風は空から 花びら散らす
髪に両手に はらはら停まる


25.何もきかないで

作詞:荒井由実
作曲:荒井由実

何もきかないで どこから来たのか
何をしてきたか あなたはきかないで

テラスに広がる 星空を見てると
昔から二人 こうしているみたい

あなたはあなたの 私は私の淋しさ
心の隙間を埋め合えれば それでいいのよ

もっともっとはやく めぐり会えたなら
悲しい秘密は なかったはずなのに

あなたは私の 私はあなたの面影
離れた町から思い出せば それでいいのよ

だからきかないで どこから来たのか
さよならするまで あなたはきかないで
何もきかないで
あなたはきかないで


26.ルージュの伝言

作詞:荒井由実
作曲:荒井由実

あのひとの ママに会うために
今ひとり 列車に乗ったの
たそがれせまる 街並や車の流れ
横目で追い越して

あのひとは もう気づくころよ
バスルームに ルージュの伝言
浮気な恋を はやくあきらめないかぎり
家には帰らない

不安な気持ちを 残したまま
街はDing-Dong 遠ざかってゆくわ

明日の朝 ママから電話で
しかってもらうわ My Darling!

あのひとは あわててるころよ
バスルームに ルージュの伝言
てあたりしだい 友達にたずねるかしら
私の行く先を

不安な気持ちを 残したまま
街はDing-Dong 遠ざかってゆくわ

明日の朝 ママから電話で
しかってもらうわ My Darling!
しかってもらうわ My Darling!


27.航海日誌

作詞:松任谷由実
作曲:松任谷由実

船が夜をすべり 港へ向かうころ
傷ついた心も やがて消えゆく
星くずと私の静かなランデブー
潮風のデッキは 人影もな

遠く去ったあの人の声がきこえる
あふれる想いに まだ胸は熱いけれど
きらめく海に捨てよう 後悔日誌
はるかな船旅のあいだにつづった
哀しみは

あのころの私は こわれたグランドピアノ
かなでる 曲はただ せつないノクターン
うつろう 青春に 身をまかせていれば
長い人生さえ 宇宙のかけら

遠く去った あの人の声がきこえる
あふれる想いに まだ胸は熱いけれど
きらめく海に捨てよう 後悔日誌
はるかな 船旅のあいだにつづった
きらめく海に捨てよう 後悔日誌
はるかな 船旅のあいだにつづった
哀しみは


28.チャイニーズスープ

作詞:荒井由実
作曲:荒井由実

椅子に座って爪を立て
莢えんどうのすじをむく
莢がわたしの心なら
豆はわかれたおとこたち
みんなこぼれて 鍋の底
煮込んでしまえば 形もなくなる
もうすぐ出来上り
あなたのために Chinese soup
今夜のスープは Chinese soup

遅い帰りを待つときは
プティオニオンの みじん切り
涙のひとつも 流したら
少し気にして くれるでしょ
みんなこぼれて 鍋の底
煮込んでしまえば 形もなくなる
もうすぐ出来上り
あなたのために Chinese soup
今夜のスープは Chinese soup
あなたのために Chinese soup
今夜のスープは Chinese soup


29.少しだけ片想い

作詞:荒井由実
作曲:荒井由実

走り去る車に 小さく投げキッス
家まで送ったら それでサヨナラ
こんなこといつまでくり返すのかしら
わたしは待ってるの やさしいプロポーズ

いつだって I Love You More than You
You Love Me 少しだけ片想い
More Than You

真夜中の電話は 世間ばなしばかり
それさえ12時まで シンデレラ・リバティー
のんびりとかまえて あなたは知らないの
恋する気持には 羽根がはえてる

いつだって I Love You More than You
You Love Me 少しだけ片想い
More Than You

ほかの娘のはなしを 平気でするあなた
わたしのやきもちを 楽しんでるの
プーメランみたいに 遠くへ飛ばしても
わたしがかえるって 思ってるのね

いつだって I Love You More than You
You Love Me 少しだけ片想い
More Than You

いつだって I Love You More than You
You Love Me 少しだけ片想い
More Than You

いつだって I Love You More than You
You Love Me 少しだけ片想い
More Than You


30.雨のステイション

作詞:荒井由実
作曲:荒井由実

新しい誰かのために
わたしなど 思い出さないで
声にさえもならなかった あのひと言を
季節は運んでく 時の彼方
六月は蒼く煙って
なにもかもにじませている

雨のステイション
会える気がして
いくつ人影見送っただろう

霧深い町の通りを
かすめ飛ぶつばめが好きよ
心 縛るものをすててかけてゆきたい
なつかしい腕の中 今すぐにも
六月は蒼く煙って
なにもかもにじませている

雨のステイション
会える気がして
いくつ人影見送っただろう
雨のステイション
会える気がして
いくつ人影見送っただろう


31.アフリカへ行きたい

作詞:荒井由実
作曲:荒井由実

月は神話をのせ 今日も海へ帰る
太陽は漕ぎ出し やがて天の瞳
夢のアフリカへ 探しに行こう
胸の奥に眠る涙に めぐり会いたい

※Iron Butterfly
Iron Butterfly
銀色のセスナに乗り※

翼の影の下 サバンナが流れてゆく
土煙りを上げて ドラマが通り過ぎる
夢のアフリカへ 探しに行こう
人が忘れ去った野生に めぐり会いたい

(※くり返し×3)


32.さざ波

作詞:荒井由実
作曲:荒井由実

秋の光にきらめきながら
指のすきまを逃げてくさざ波
二人で行った演奏会が
始まる前の弦の響きのよう

月の形のボートの上で
素敵な日々を想い出にしたい
ひざに開いた短編集も
風がめくっていつの間にかエピローグ

愛が終るのをたしかめずに
ひとりここへ来てよかったの

オールも持たず漂いながら
やさしい人に手紙を書きたい
短いけれど楽しかったと
強がりだけを岸の落葉にそえて

霧が水面をゆっくり流れ
帰る岸辺を覆いかくすように
もうしばらくは本当の愛を
見つけられずに さまよってもいいの

愛が終わるのを 繕ったら
明日を生きるのに おくれたわ
オールも持たず漂いながら
やさしい人に手紙を書きたい
心も文字も少しゆれてる
グレイの影と私だけの十月
グレイの影と私だけの十月


33.14番目の月

作詞:荒井由実
作曲:荒井由実

あなたの気持が読みきれないもどかしさ
だから ときめくの
愛の告白をしたら最後 そのとたん
終わりが 見える

um…IWANUGA HANA
その先は言わないで

つぎの夜から 欠ける満月より
14番目の月が いちばん好き

気軽なジョークが とぎれないようにしてね
沈黙がこわい
月影の道で 急に車止めないで
ドキドキするわ

um…YANAGI NI KAZE
なにげなく かわすけど

つぎの夜から 欠ける満月より
14番目の月が いちばん好き

つぎの夜から 欠ける満月より
14番目の月が いちばん好き


34.さみしさのゆくえ

作詞:荒井由実
作曲:荒井由実

さいはての国でくらす あなた帰って来たのは
おだやかな冬景色が なつかしかっただけなの?
どこかで会おうと言って 急に電話くれたのも
昔の仲間のゆくえ ききたかっただけなの?

悪ぶるわたししか知らず
あのとき 旅立って行った
お互い自分の淋しさを抱いて
それ以上は持てなかったの

こんなわたしでもいいと 言ってくれたひとことを
今も大切にしてる私を笑わないで

したいことをしてきたと 人は思っているけど
心の翳は誰にも わかるものじゃないから

悪ぶるわたししか知らず
あなたはまたすぐ行くけど
他人の淋しさなんて救えない
夕陽に翼を見送る

残った都会の光 見つめてたたずめば
そのときわたしの中で 何かが本当に終わる

悪ぶるわたししか知らず
あなたはまたすぐ行くけど
他人の淋しさなんて救えない
夕陽に翼を見送る

残った都会の光見つめてたたずめば
そのときわたしの中で 何かが本当に終わる
何かが本当に終わる


35.朝陽の中で微笑んで

作詞:荒井由実
作曲:荒井由実

朝陽の中で微笑んで
金のヴェールのむこうから
夜明けの霧が溶けはじめ
ざわめく街が 夢をさます
朝陽の中で ふりむいて
どうぞ その手をさしのべて
薔薇の色さえ うつろわす
時の流れが とてもこわい
宇宙の片隅で めぐり逢えた喜びは
うたかたでも 身をやつすの
朝陽の中で 抱きしめて
形のない愛を包み込んで

カード一枚ひくように
決まるさだめが とてもこわい
宇宙の片隅で つぶやき合う永遠は
幻だと知っていても
朝陽の中で 微笑んで
形のない愛を つなぎとめて
つなぎとめて つなぎとめて


36.中央フリーウェイ

作詞:荒井由実
作曲:荒井由実

中央フリーウェイ
調布基地を追い越し 山にむかって行けば
黄昏がフロント・グラスを 染めて広がる
中央フリーウェイ
片手で持つハンドル 片手で肩を抱いて
愛してるって 言ってもきこえない
風が強くて

町の灯が やがてまたたきだす
二人して 流星になったみたい
中央フリーウェイ
右に見える競馬場 左はビール工場
この道は まるで滑走路
夜空に続く

中央フリーウェイ
初めて会った頃は 毎日ドライブしたのに
このごろは ちょっと冷いね
送りもせずに

町の灯が やがてまたたきだす
二人して 流星になったみたい
中央フリーウェイ
右に見える競馬場 左はビール工場
この道は まるで滑走路
夜空に続く

夜空に続く 夜空に続く


37.何もなかったように

作詞:荒井由実
作曲:荒井由実

昨夜の吹雪は 踊りつかれ
庭を埋づめて静かに光る
年老いたシェパードが 遠くへ行った日
細いむくろを 風がふるわす

人は失くしたものを胸に美しく刻めるから
いつも いつも
何もなかったように 明日をむかえる

本当の光に満ちてた頃が
いつかを知るのは 過ぎ去ったあと
誰かが戸口で なぐさめ言っても
もう忘れたよと 答えるだろう

人は失くしたものを胸に美しく刻めるから
いつも いつも
何もなかったように 明日をむかえる

人は失くしたものを 胸に美しく刻むから
失くしたものを 胸に美しく刻めるから
いつも いつも
何もなかったように 明日をむかえる


38.天気雨

作詞:荒井由実
作曲:荒井由実

波打ち際をうまく 濡れぬように歩くあなた
まるでわたしの恋を 注意深くかわすように
きついズックのかかと ふんでわたし前をゆけば
あなたは素足を見て ほんの少し感じるかも
低い雲間に天気雨
みるみる煙る水平線
サーフ・ボードなおしに”ゴッデス”まで行くと言った
じゃまになるの知ってて 無理にここへ来てごめんね
夏の始めの通り雨
ついてないのは 誰のせい?
白いハウスをながめ 相模線にゆられて来た
茅ヶ崎までのあいだ あなただけを想っていた
やさしくなくていいよ クールなまま近くにいて


39.避暑地の出来事

作詞:荒井由実
作曲:荒井由実

避暑地の出来事を ひそかに待つの
南のベランダは ペンキのにおい
うたたねしてるまに どこかへ行くのね
陽が傾くまでに 帰ってきてね

私のため息 おき去りにして
真夏の青さへ かけてゆくひと
私の胸を こがすヒーロー
そうよきっと そうよきっと

You are my Sunshine

避暑地の木漏れ陽は 竹細工のように
綾とりしているわ 帽子の上で
CAMPARIの氷が かすかな音たてて
溶けるグラスの中 淡い夕映え

私のハートを ひとりじめして
あなたは遠くで 微笑んでるだけ
ほかのひととは ちがうまぶしさ
そうよきっと そうよきっと

You are my Sunshine
You are my Sunshine
You are my Sunshine


40.Good luck and Good bye

作詞:荒井由実
作曲:荒井由実

なつかしいあのひとに 人ごみの中で会った
微笑む顔が 少しはにかむの
昔のままだわ

傷ついた恋なのに もう跡形もないのよ
偶然会えたら 泣きだしちゃうと
思っていたのに

ショウ・ウィンドを 横目で見れば
待ち合わせした頃を 想うけど

今はもう 別々の恋人が待つ場所へと
降りだした雨に 追いたてられて
急いでゆくのよ

やっぱりあなた 送ってほしい
わたしのバスが 遠く消えるまで

ふりかえる大通り あのひとに見えるように
混んだバスの くもった窓に書く
大きく Good luck and Good bye
大きく Good luck and Good bye
大きく Good luck and Good bye

Mm… Good luck and Good bye


41.晩夏 (ひとりの季節)

作詞:荒井由実
作曲:荒井由実

ゆく夏に 名残る暑さは
夕焼けを吸って燃え立つ葉鶏頭
秋風の心細さは コスモス

何もかも捨てたい恋があったのに
不安な夢があったのに
いつかしら 時のどこかへ置き去り

空色は水色に 茜は紅に
やがて来る淋しい季節が恋人なの

丘の上 銀河の降りるグラウンドに
子どもの声は犬の名をくりかえし
ふもとの町へ帰る

藍色は群青に 薄暮は紫に
ふるさとは深いしじまに輝きだす
輝きだす


42.返事はいらない

作詞:荒井由実
作曲:荒井由実

この手紙が届くころには
ここにいないかもしれない
ひとところにじっとしてると
よけいなことも心配で 会いたくなるから

昔にかりた本の中の
いちばん気に入った言葉を
おわりのところに書いておいた
あなたも好きになるように

遠く離れたこの街で
あなたのことは知りたいけど
思い出すと涙が出るから
返事はいらない

この手紙が届くころには
ここにいないかもしれない
ひとりぼっちじっとしてると
きのうのことがよく見える

遠く離れたこの街で
あなたのことは知りたいけど
思い出すと涙が出るから
返事はいらない
返事はいらない


43.空と海の輝きに向けて

作詞:荒井由実
作曲:荒井由実

月のまなざしが まだ残る空に
やさしい潮風が門出を告げる
この人生の青い海原に
おまえは ただひとり帆をあげる

遠い波の彼方に金色の光がある
永遠の輝きに生命のかじをとろう

果てない旅路にやすらぎを求めて
いつしか かの胸にいかりをおろす
呼び合う世界で空と海が出会う
おまえは歌になり流れていく

遠い波の彼方に金色の光がある
永遠の輝きに生命のかじをとろう

遠い波の彼方に金色の光がある
永遠の輝きに生命のかじをとろう


44.きっと言える

作詞:荒井由実
作曲:荒井由実

南に向かう船のデッキで
波を見つめて
もしも夕陽がきれいだったら
話しかけるわ

あなたが好き きっと言える
どんな場所で出会ったとしても

風がささやく小麦畑で
道をたずねて
雲の下まで肩を並べて
歩いていくの

あなたが好き きっと言える
どんな場所で出会ったとしても

ありきたりな街角でもいい
すれちがっても
きっとわたしはふり返えるはず
恋はすぐそこ

あなたが好き きっと言える
どんな場所で出会ったとしても

あなたが好き きっと言える
どんな場所で出会ったとしても


45.ひこうき雲

作詞:荒井由実
作曲:荒井由実

白い坂道が 空まで続いていた
ゆらゆらかげろうが あの子を包む
誰も気づかず ただひとり
あの子は 昇っていく
何もおそれない そして舞い上がる

空に 憧れて 空を かけてゆく
あの子の命は ひこうき雲

高いあの窓で あの子は死ぬ前も
空を見ていたの 今はわからない
ほかの人には わからない
あまりにも 若すぎたと
ただ思うだけ けれどしあわせ

空に 憧れて 空を かけてゆく
あの子の命は ひこうき雲

空に 憧れて 空を かけてゆく
あの子の命は ひこうき雲


46.やさしさに包まれたなら

作詞:荒井由実
作曲:荒井由実

小さい頃は神さまがいて
不思議に夢をかなえてくれた
やさしい気持で目覚めた朝は
おとなになっても 奇蹟はおこるよ

カーテンを開いて 静かな木洩れ陽の
やさしさに包まれたなら きっと
目にうつる全てのことは メッセージ

小さい頃は神さまがいて
毎日愛を届けてくれた
心の奥にしまい忘れた
大切な箱 ひらくときは今

雨上がりの庭で くちなしの香りの
やさしさに包まれたなら きっと
目にうつる全てのことは メッセージ

カーテンを開いて 静かな木洩れ陽の
やさしさに包まれたなら きっと
目にうつる全てのことは メッセージ


47.魔法の鏡

作詞:荒井由実
作曲:荒井由実

魔法の鏡を持ってたら
あなたのくらし映してみたい
もしもブルーにしていたなら
偶然そうに電話をするわ

※できることならもう一度
私のことを思い出して
あれが最初で最後の本当の恋だから
あれが最初で最後の本当の恋だから※

きょうもおんなじ夜空の下
あなたもきっと眠る時間ね
手帳につけた誕生日も
そっと遠くでお祝いするわ

こんなときにはどうしても
あなたに会いに行きたいけど
あれが最初で最後の本当の恋だから
あれが最初で最後の本当の恋だから

(※くり返し)

あれが最初で最後の本当の恋だから
あれが最初で最後の本当の恋だから


48.12月の雨

作詞:荒井由実
作曲:荒井由実

雨音に気づいて 遅く起きた朝は
まだベッドの中で 半分眠りたい
ストーブをつけたら くもったガラス窓
手のひらでこすると ぼんやり冬景色

今にもあなたが 白い息をはき
通りをわたって この部屋に来る気がして

時はいつの日にも 親切な友達
過ぎてゆくきのうを 物語にかえる

もうすぐ来るクリスマス
想い出の日には
また会おうと云った
もう会えないくせに

今でもうしろを ふとふり返れば
あなたが笑って たってるような気がして
時はいつの日にも 親切な友達
過ぎてゆくきのうを 物語にかえる

時はいつの日にも 親切な友達
時はいつの日にも 親切な友達


49.瞳を閉じて

作詞:荒井由実
作曲:荒井由実

風がやんだら 沖まで船を出そう
手紙を入れた ガラスびんをもって

遠いところへ行った友達に
潮騒の音がもう一度 届くように
今 海に流そう

霧が晴れたら 小高い丘に立とう
名もない島が 見えるかもしれない

小さな子供にたずねられたら
海の碧さをもう一度伝えるために
今 瞳を閉じて
今 瞳を閉じて


50.ルージュの伝言

作詞:荒井由実
作曲:荒井由実

あのひとの ママに会うために
今ひとり 列車に乗ったの
たそがれせまる 街並や車の流れ
横目で追い越して

あのひとは もう気づくころよ
バスルームに ルージュの伝言
浮気な恋を はやくあきらめないかぎり
家には帰らない

不安な気持ちを 残したまま
街はDing-Dong 遠ざかってゆくわ

明日の朝 ママから電話で
しかってもらうわ My Darling!

あのひとは あわててるころよ
バスルームに ルージュの伝言
てあたりしだい 友達にたずねるかしら
私の行く先を

不安な気持ちを 残したまま
街はDing-Dong 遠ざかってゆくわ

明日の朝 ママから電話で
しかってもらうわ My Darling!
しかってもらうわ My Darling!


51.何もきかないで

作詞:荒井由実
作曲:荒井由実

何もきかないで どこから来たのか
何をしてきたか あなたはきかないで

テラスに広がる 星空を見てると
昔から二人 こうしているみたい

あなたはあなたの 私は私の淋しさ
心の隙間を埋め合えれば それでいいのよ

もっともっとはやく めぐり会えたなら
悲しい秘密は なかったはずなのに

あなたは私の 私はあなたの面影
離れた町から思い出せば それでいいのよ

だからきかないで どこから来たのか
さよならするまで あなたはきかないで
何もきかないで
あなたはきかないで


52.あの日にかえりたい

作詞:荒井由実
作曲:荒井由実

泣きながらちぎった写真を
手のひらにつなげてみるの
悩みなききのうのほほえみ
わけもなくにくらしいのよ
青春の後ろ姿を
人はみな忘れてしまう
あの頃のわたしに戻って
あなたに会いたい

暮れかかる都会の空を
想い出はさすらってゆくの
光る風 草の波間を
かけぬけるわたしが見える
青春の後ろ姿を
人はみな忘れてしまう
あの頃のわたしに戻って
あなたに会いたい

今愛を捨ててしまえば
傷つける人もないけど
少しだけにじんだアドレス
扉にはさんで帰るわあの日に


53.少しだけ片想い

作詞:荒井由実
作曲:荒井由実

走り去る車に 小さく投げキッス
家まで送ったら それでサヨナラ
こんなこといつまでくり返すのかしら
わたしは待ってるの やさしいプロポーズ

いつだって I Love You More than You
You Love Me 少しだけ片想い
More Than You

真夜中の電話は 世間ばなしばかり
それさえ12時まで シンデレラ・リバティー
のんびりとかまえて あなたは知らないの
恋する気持には 羽根がはえてる

いつだって I Love You More than You
You Love Me 少しだけ片想い
More Than You

ほかの娘のはなしを 平気でするあなた
わたしのやきもちを 楽しんでるの
プーメランみたいに 遠くへ飛ばしても
わたしがかえるって 思ってるのね

いつだって I Love You More than You
You Love Me 少しだけ片想い
More Than You

いつだって I Love You More than You
You Love Me 少しだけ片想い
More Than You

いつだって I Love You More than You
You Love Me 少しだけ片想い
More Than You


54.翳りゆく部屋

作詞:荒井由実
作曲:荒井由実

窓辺に置いた椅子にもたれ
あなたは夕陽見てた
なげやりな別れの気配を
横顔に漂わせ

二人の言葉はあてもなく
過ぎた日々をさまよう
ふりむけばドアの隙間から
宵闇が しのび込む

どんな運命が愛を遠ざけたの
輝きはもどらない
わたしが今死んでも

ランプを灯せば街は沈み
窓には部屋が映る
冷たい壁に耳をあてて
靴音を追いかけた

どんな運命が愛を遠ざけたの
輝きはもどらない
わたしが今死んでも

どんな運命が愛を遠ざけたの
輝きはもどらない
わたしが今死んでも


55.ベルベット・イースター

作詞:荒井由実
作曲:荒井由実

光るしずく 窓にいっぱい
ベルベット・イースター
むかえに来て
まだ眠いけどドアをたたいて

空がとってもひくい
天使が降りて来そうなほど
いちばん好きな季節
いつもとちがう日曜日なの

ベルベット・イースター
きのう買った
白い帽子 花でかざり
ベルベット・イースター
昔ママが好きだった
ブーツはいていこう

空がとってもひくい
天使が降りて来そうなほど
いちばん好きな季節
いつもとちがう日曜日なの

ラー、ララララ………